育休プチMBA講演


育休プチMBAという活動をご存知ですか?

http://kokubo.seesaa.net/article/418539854.html

【育休プチMBA勉強会とは】
赤ちゃん連れでも安心の環境で、時間や場所などの制約を抱えながらも組織に貢献するための思考技術を学ぶ場です。この勉強会では、子どもを持つことで労働時間や場所に制約を抱えることとなった人材(制約人材)に必要な実践力を以下の3つに定義し、これらの力をビジネス・スクール(経営大学院)等の実務家育成の場で活用されているケースメソッド教育によって習得することを目指しています。
(1)マネジャー思考:
他者を使ってものごとを成し遂げる(中原,2014)ために必要な思考。時間に制約ある制約人材が組織に貢献するためには、自分が効率的に働くのはもちろんのこと、他者の力を借りながら成果を出すための思考が求められます。マネジャー思考についての詳細は参考文献をご参照ください。
(2)リーダーシップの構造づくり軸:
「リーダーシップ」は、組織メンバーの役割やタスクを定義する行動(構造づくり軸)と信頼関係や感情へ気配り行動(配慮軸)を統合した力として定義されますが、長時間勤務ができない制約人材が滞りなく業務を担うためには構造づくり軸の要素を鍛える必要があります。
(3)両立上の「壁」を乗り越える力:
復職後に直面する様々な苦境(壁)をプレビューし、予め冷静に対策を検討しておくことで、いざというときにその力を発揮できることを目指します。

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私が育児休暇を取得した7年前

当時31歳で毎日学ぶことの多い毎日を送っていたのが、出産を機に、プライベートにどっぷり浸る毎日にかわりました。スキルの低下など心配だなーとぼんやり思いながらも、1人目の子育てということもあり、勉強するタイミングをすっかり逸してしまいました。
友人の中には、育休を活用して、コツコツと資格の勉強をするツワモノもいましたが!
赤ちゃんと過ごすゆったりとした(常に寝不足気味だけどの)育休も悪くはなかったですが、きっかけさえつかめていればスキルアップにチャレンジしていたと思います。私が育休中にこの活動があった絶対参加していたのに!と思います。

 

メッセージをおくらせていただきました

実は先日、その育休プチMBAで報告会(ハフィントンポストの記事のリンク)があり、大変うれしいことに、その中で、少しお時間をいただき、タスカジ代表として、育休経験者の先輩として、私からもメッセージを送らせていただきました!!

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私から贈らせていただいたメッセージは以下の2点

1.一つは、育児休暇を取得して、日々四苦八苦のなかで子育てをした経験こそが強みになるという話。

詳細はブログに記事にしたので、こちら育休復帰する方へ贈る~「育児休暇×ビジネス視点」って実は強みになれるよね、というお話)をご覧ください。

2.二つ目は、一人で抱え込まないで、周りを巻き込むことを忘れないようにしてほしいという話。

子育て・家事・仕事は一人で行える量ではありません。
3つを上手く行おうと思うなら、関係者を上手に巻き込むことが必要です。
子育て・家事では夫をはじめとする家族を。仕事では同僚・上司・後輩をまきこみましょう。

特に、同僚・上司・後輩の巻き込みについて。「時間制約人材」なのは自分だけと思いこまないでほしいということです。実は同僚のみんなにもプライベートがあり、仕事とプライベートのバランスを取りたいと思っているのです。そういうメンバーを巻き込んで、チームメンバー全員が「時間成約人材」であることを再認識してもらうことによって、みんなを巻き込んで行ってほしい、育休プチMBAで学んだことが、その巻き込み力を必ず強化してくれていると私は思います。

 

なんと、この育休プチMBAで報告会の様子が、5月12日(火)NHKのおはよう日本で放送されます!

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直前すぎるご案内でごめんなさい!!興味ある方、ぜひご覧ください!
☆放送日:5月12日(火) 朝5時台or6時台
☆番組名:おはよう日本(NHK総合/全国版)