こんにちは。
先日のエントリはたくさんの方に見ていただいたようで、ありがとうございました。
いろいろコメント頂きましたが、家事代行の使い方って、思った以上にノウハウ共有化されてないのだな、と気がつきました。
家事代行はまだまだ利用している人が少ないからか、都市伝説のように、「こうやって使うべきもの!」みたいな思い込みが結構ありますよね。
twitterでのつぶやきを見ていると、それらがハードルとなり、なかなか利用に踏み込めないケースがあるようです。
ということで、今日は、もう何人もハウスキーパーに仕事をお願いしたことのある家事のアウトソーシングオタクの私が、家事代行をお願いしたいけど躊躇している人に贈る、「家事代行にまつわる5つの思い込み〜思い込みを捨ててあなたらしい活用方法を見つけよう〜」です。
では都市伝説の代表的なものをご紹介です。
その1 100%アウトソーシングしないとダメ
家事代行をお願いしたら、依頼主は一切家事をやってはだめ、100%アウトソーシングするか、アウトソーシングしないかの2択しかない、というものです
月に2万もあれば家事は外注できると言ったら全国からそんなのは無理だという感情的な非難が寄せられた。いや、できるから。(略)
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015, 1月 31
先日の@kazu_fujisawaさんのつぶやきに、「2万円ではすべて無理だ」というコメントをたくさん見かけました。確かに、家族構成によっては2万円ですべての家事のアウトソーシングは難しいこともあるでしょう。(→子ありの共働きで月2万円で家事全部アウトソースは難しい。ではいくらだったらできるのか?検証してみた。)
しかし、家事のアウトソーシングにおいて重要なのは、全ての家事を完全にアウトソーシングすることではありません。最も重要なのは、自分の家族ではやりきれない、キャパオーバーの分をアウトソースすることなのです。キャパを超える分をスマートに助けてもらいましょう!
その2 ○○されるのがいやだからダメ
たとえば、下着を見られるのがいや、大切なコレクションを触られるのがいや、というものです。答えは簡単です。嫌だったらその分は依頼しなければいいのです。家事は、洗濯以外もたくさんやることたくさんあります。
出展:タスカジ housekeeping http://taskaji.jp
お願いしたいことだけをお願いすればいいのです。みんなが何をお願いしているかなんて関係ありません。あなたのして欲しいことをお願いすればいいのです。
例えば、苦手なこと、すごく時間がかかること、辛いと感じること。自分でやって幸せを感じることはアウトソーシングすることありません。
ちなみに私のケースで言うと、料理と水周りの掃除、掃除機かけるのが苦手(または苦痛)なのでそこをお願いしています。洗濯物を畳むのは他の家事と比較して辛くないので自分でやってます。
で、1回/週、各3時間で22,400円/月です(金額はタスカジのものなのでご注意を。)
その3 セキュリティが心配だからダメ
いきなり知らない人家に入れるのは、それは心配ですよね。私ももう何人も自宅でハウスキーパーに家事代行をお願いしていますので、その気持ちはよくわかります。(その辺りのセキュリティ意識は人それぞれのようです)
それなら、家事代行を不在時に無理にお願いする必要はありません。家にいる時にお願いしましょう。
家にいる時に仕事されても一人だけのんびりしていたら、申し訳ない気持ちになりますか?大丈夫です。あなたは家事をアウトソーシングしたいほど忙しい人です。時間があればやりたいことなんて山ほどありますよね。アウトソーシングしきれない家事ををやる、子供の学校へ提出する書類を作成する、PTA活動の連絡をする・・・いくらでもやることがあるはずです。
そして、徐々にハウスキーパーと信頼関係ができてきたら・・・そこで初めて鍵を預けて、不在時の家事代行をお願いするのが良いと思います。(→こう見えて、タスカジさん(家事代行)に鍵を預けるの、初めてなんです)
その4 どこの会社がいいのかわからないからダメ
ハウスキーパーのスキルは人に大きく依存します。なぜならそのスキルセットは多岐にわたり、容易に教育では育成できないからです。掃除スキル、自発的行動力、相手の要望を読み取ったり自分の意見を嫌味なくしっかり伝えるコミュニケーション力などなど。
ですので、どこの家事代行会社かというよりは、誰に仕事をお願いするか、の方が重要です。
最初から完璧な人との出会いは期待できないかもしれません。自分のペースにあう相性の良い人をコツコツと見つける努力が必要になります。(仕事や人生のパートナー選びと同じですね!)また、一緒に家事を回して行く中で、徐々にあなた流儀に染まってくれるでしょう。1回目で成功させようとせず、何人もお試しでお願いする中で、良い人を見る目を磨き、出会いを待ちましょう。
弊社が運営するタスカジでは、ハウスキーパーのプロフィールとレビューを見ることができます。レビューには、過去に仕事を依頼した人からのコメントが、良いところも悪いところもすべて書かれています。自分と気の合いそうな特徴をもったタスカジさん(タスカジに登録するハウスキーパーの呼称)を指名して、仕事を依頼することができます。レビューの情報を一つの判断基準としてみてください。
その5 きたない家の掃除をお願いしてはダメ
大丈夫です。家事代行に初めて入る家は、たいていが、かなりよごれています!!。
ですので、初回、依頼を受けたハウスキーパーさんは覚悟して行っています。細かく指示を出すよりも、汚いところをさらけ出して、少しずつきれいにしていってもらいましょう。もしかしたら1回ではキレイにならないかもしれません。1、2か月続けてみましょう。次第に、最初は全く気にならなかった、ほんのわずかなウッスラほこりすら、気になってしまうようになるでしょう。(我が家も初めて入ってもらった時は、4,5回目ぐらいでようやくきれいになりました。「だんだん家がキレイになってきましたね。」と言われたのが印象的でした(笑))
いかがでしょうか。家事代行にまつわる思い込みを捨てて、ぜひ、あなたらしい活用方法を見つけてみてください!
次回は、「タスカジ housekeeping」の利用者さんから寄せられた、家事代行活用方法について共有します。こんなふうに家事代行を活用しているよ!などありましたら是非 twitter @sachonbまでコメントお寄せください!