第2回 タスカジさん向け『茂木和哉セミナー』開催しました。

あの、洗剤エキスパートの茂木和哉氏に直々にご指導を受ける！

言わずも知れた、あの茂木和哉さんは、ご自身で「最強の洗浄力と安全性・エコにこだわる洗剤の専門ショップ」を経営されていらっしゃいます。

ちょっと高価だけど、安全性と洗浄力が格段に高い商品を数多く取り扱ってます。タスカジさんの中でも、人気が高い商品です。（掃除のタスカジさんは研究熱心なので、ご自身で色々な洗剤を試しています。）
http://shopping.geocities.jp/aster-cs/index.html

「タスカジのご依頼者様宅でどうしても落ちない汚れってあるんですよ。プロとしての意地もありますので（笑）、何とかして落としたいんです！」

熱い思いを胸に、大勢のタスカジさん達が集まりました。

きれい研究所の商品を実際に用いて、洗剤の適材適所を学ぶ、タスカジさん向けの無料セミナーを開催しました。去年１１月に第１回目を実施して、好評だったので第２回目です。

洗剤が汚れを落とす原理、どの種類の汚れには、何性の洗剤が適しているのかなどを学びました。

「油汚れは酸性だから、アルカリ性の洗剤で中和され、汚れが落ちる。この種の洗剤は、ｐＨがいくつで、重曹はいくつだから、効果の違いは〜」など。

「ちょっと、理科の授業みたいで難しい…（汗）」という声も聞かれましたが、根本から洗剤の仕組みを勉強。学生に戻った気分。

一般的なバスクリーナーでも、カビ取り剤でも、お風呂の水垢ってなかなか落ちませんよね。そりゃそうなんです！水垢はアルカリ性の汚れだから、中性洗剤であるバスクリーナーじゃ、落ちないんです！

★それぞれ適した洗剤はこちら
・石鹸カス→　中性バスクリーナー（界面活性剤の効果で石鹸カスを分解）
・水垢（アルカリ性）→　酸性洗剤（中和させて水垢を分解）
・黒カビ、ピンクカビ→　カビ取り剤（菌を殺す効果がある塩素を含む）

水垢落とす酸性洗剤

★お風呂洗いの手順

【注意】カビ取り剤（アルカリ性）と酸性の洗剤は一緒に使うと危険なので、カビ取りと水垢取りは別日に行う。

★パッキン部分のカビ取りのコツ
パッキンの表面には、目に見えない細かい溝がある。カビ取り剤を吹きかけた後に、古歯ブラシ等で、液をパッキンのゴムの溝に押し込むつもりで上から押さえると、奥まで浸透して、落ちがよい。キッチンペーパーやラップで上から覆い、湿布して一晩置くと、更に効果的。）

お風呂の鏡よりも若干硬度が低い「茂木和哉」と「職人たわし」をつかって、傷をつけずに鱗汚れを落とすコツを実演してもらいました。

驚くことに、結構力を入れて鏡を磨いてらっしゃいました！おおっ！

事務局の鈴木が、同様に試してみるも、同じようにはならず…（悔しい）なんで？と食いついてみると、いくつかコツがあるようです。

普通のクレンザーは研磨剤で落とすのみだが、茂木和哉は酸性なので、塗布してから放置すると水垢（アルカリ性）と中和して汚れが緩むので、落ちやすくなる。塗布して、ラップで湿布をして放置がオススメ。
さらさら〜っとこすっても、落ちない。鏡の成分と水垢の成分で共通のものがあるらしく、鏡にだけ水垢ってくっつき易いんですって（同一化）。そして取れずらい。だから、横・縦・丸でくるくる、特に磨き残しが多い下隅のほうを重点的に力を入れて磨く。
磨いていると、スッとツルツルに滑りが良くなる感覚があります。そこから、もう少し磨くのです。そして、１回で完全にはとれないので、気長に何日か繰り返し使用するとのこと。

ツルツルになった鏡面は、水の弾きが違い、鱗汚れもつきにくくなるそうです。